short hope 「報告36日目」
ショートホープ。
小さな希望をかき集めて火を灯し
明日がぼんやり見えたら
朝がやってくる。
嬉しかったこと。
報告27日目の記事で書いたなりきり剛さんのファンの方から丁寧なコメントを頂いた。
インターネット、すごい!
剛さん、どんどん演奏力が上がっています。
最新動画もチェックしてくださいね。
さて、何から書こう。
まただ。うだうだしてるうちにハードルが高くなって書けないパターン。
思い出す。
「とりあえず何でもいいから書いてみなよ。書かなきゃ指導しようがないよ」
どうしたもんかと頭を掻く担当教授の前で
「でも書けないんです」
と私は書けない事を繰り返すばかりで泣いていた。
あの時の研究室の澱んだ空気を思い出す。いくら掻き回しても溶けずに沈む結晶のような感情。かき混ぜて駄目なら水を増やせ。火を入れろ。やり方はあった。が、私は結晶ごと捨ててしまった。研究を放棄した。それは大学卒業へのチケットを破り捨てたという事だ。
あれから10年は経つ。散々困らせた担当教授は某有名大学に務め、研究者として着実にステップアップした。私はと言うと相変わらず書けていない。起承転結のある流れるような文章。静かに熱く他者に向けて語る文章。読者に寄り添うような文章、そんな文章が書きたい。そんな文章が書けたら、そんな文章で誰かの明日が照らせたら。そんな時、生きててよかったって心から思える気がする。その瞬間を、その余韻を味わうまでは死ねるかってその思いで踏ん張ってる。
伝えたいことが明確にない。
ブログという他者に向けたツールなのに、伝えたいことがない。
内面記録に近い。でも、書かないよりは書いた方がいい。それだけは10年かけてやっと心からわかるようになった。できるようになった。完成度は別として。
初体験36 お金の価値観について考える講座に参加する。
より多く得る、儲かる、なんて幻想に近いと思っている。
現実的に考えて、少ない稼ぎでどう楽しく生きていくか。
そこには人との繋がりが必要になる。否が応でも支えあわないと生きていけない。私のようにこのままだと
孤独死まっしぐらな人間ならなおさら。
お金の価値観は変わっていく。紙幣は紙だ。神ではない。手段であり、目的ではない。古代の貨幣(石)はその石がいかに大変な思いをして作られたかと
いったストーリーが価値を決めたという。今わかりやすいのはクラウドファンディングかな。あの、よく広告である「稼げるぜ!」の類とは違う。あれじゃ支配しているようで思考は奴隷のままだ。
と、私は思うのです。
今日のBGM
たまには洋楽を。最近ダムドのドキュメンタリー「地獄に堕ちた野郎ども」を観たので。
damned 「neat neat neat」