悠々と急げ2
続いて本部門。映画に比べて地味だけど。
1.鹿子裕文「へろへろ」
早川義夫さんご推薦ということで読んだ。久々にくらった。一気に読んだ。忘れたくない言葉が多すぎて数ページにわたってメモした。鹿子さんはtwitterもおすすめです。
2.栗原康「村に火をつけ白痴になれ 伊藤野枝伝」
昨年「はたらかずにたらふく食べたい」ではまった栗原さん。刺激的な言葉の連射が心地いい。この書評書いた雨宮さん、亡くなられたのはショックでした。地方出身のこじらせ女子が都会で一人生きていくのは難しいのかなぁ…。
3.pha 「しないことリスト」
このブログでも何度も紹介してきたphaさんの新書。「持たない幸福論」よりさくっと読みやすい。ちなみにこの本はこれまた以前紹介した坂爪圭吾さんの始めたギフトの連鎖「わたり交流」で頂いた図書カードで買いました。名前も住所も知らない人からプレゼントが届く。インターネットってすごい。
新装版が出たので改めて読んでみた。4Dが流行っている昨今、もう触覚、匂いまで感じられる仮想現実が観られる時代も近いはず。発表当時はSFに感じた部分も今は現実感がある。もう男達は仮想現実から帰ってこないのかな・・。
ボキャブラ世代なんで松本ハウス好きです。前作「統合失調症がやってきた」は加賀谷さんの内面に迫った内容、今作はキックさんの内面に迫った内容。キックさんが好きになりました。キックさんの言葉は染みますね。。。
次回は音楽部門!