ぐずにっき

生きづらさを減らすための脳内作戦会議&実践

たまとランチ 「報告22日目」

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夕暮れの中散歩する。いつも頭の中でたまの「夕暮れ時のさびしさに」が自動再生される。

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あーいーやっ!!と合いの手入れたくなる。

たまが「さよなら人類」で売れたころ私は小学校二年生で、愛読していた雑誌「小学二年生」の表紙をたまが飾っていたのを覚えている。学校でもよく歌った。ちびまる子ちゃんのエンディングテーマだった「あっけにとられた時のうた」とか。

高校生になってバンドブームにはまり、イカ天に出た、たまを見て衝撃を受けた。パンクだと思った。革ジャン着てる奴よりすげー!!と思った。小学生の時は気付かなかったが、まるで戦後すぐの子どものような髪型と服装の知久さんと(あの服はどこで手に入れていたんだろう?)ニコニコしてるけどちょっと怖い石川さん。

2000年代に入って観た「たまの映画」はとても良かった。たまは童話的だけどどこか悲しい。日常に死が横たわっているような、ちょっとあの世に片足突っ込みそうになるような怖さもある。その理由が観て少しわかった気がした。

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初体験22 隠れ家ランチを食べる。

田舎には、小さい案内板しかなく、ここは店なのか、家なのかわからない店がたくさんある。試されてるのだ。頑張って探し出した者にだけ味わえる美味がある。冒険に近い。

対向車が来たらどうすれ違うの?と言いたくなる狭い道やアトラクションかと言いたくなる垂直に近い登り坂。そこを軽トラや2トン車で行き交うジジババ。たくましい。街の人間は試される。

今回行った店はそこまでハードではなかったが、地元の人間はほとんど知らない店である。

美しい料理!

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こんな料理を無職が食べていいのか、申し訳なさが勝ってしまう。今度は稼いだ金で誰かにご馳走したい。お店には素敵な本もあった。

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なんとこの本、店長さんが子どもの頃読んでいた絵本だという。発行年は1970年代!保存状態が良いことにも驚くが、まずその内容がシンプルだけど深いし、デザインも無駄がなく、色彩がポップ。ピンク×ゴールドってキュートだよなぁ。

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こういう素敵な絵本に囲まれた子どもは幸せだ。

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食後は近くの池を散策した。天気が良く、釣りをする人もちらほら。記念碑を読むと池を整備するのに数億かかったと書いてある。感謝、感謝。遠くでウグイスが鳴いている。ぽかぽか陽気にも感謝、感謝。