夏の思い出 「報告51日目」
つい最近まではてなブログのお題は「あなたにとっての夏うたは？」だった。乗り遅れたけど、書いてみようと思う。夏といえば、田んぼの苗がすくすく育ち、風になびく様は夏の陽の部分。ただ、どちらかというと、翳りがある（切なさがある）方が好きだ。
空を射るような紫陽花。
腹を見せて死んでいた蛙。蛙の目から見える世界の、私はどんな感じ？魚眼レンズのイメージ？
これを見たときは頭の中のBGMはかせきさいだぁ「じゃっ、夏なんで」かな。
人気のない運動公園の駐車場で
お気に入りのバニラアイス食べてカフェオレ飲んで目を閉じて
蝉の鳴き声や遠くで聞こえる車のエンジン音を背景にあり、中心には人がいない。
そんな空間が好きだ。深く呼吸が出来る。
気怠さに浸るBGM。
夏の夜の河原も好きだ。友人を誘ってドライブ。国道沿いのでかい川に行って、星を見たり、飽きたら車の光を目で追ったり。友人は草むらに寝っ転がって、携帯からフィッシュマンズを流してくれた。
別の話。昔、職場の仲間と河原で七輪で秋刀魚を焼いたら火が強すぎて焦げて美味しくなかったけれど、「苦い!」とゲラゲラ笑えたから楽しかった。あれは夏の夜の効果もあったと思う。
夏の夜の歌はブルーハーツの「夜の盗賊団」も良い。夜の冒険にぴったりだ。（歌詞からすると五月の歌みたいだけど。）夜道で心細くなったら口ずさむ。そのうち視界が広がって満点の星空と草原が見えてくる気がする。
初体験51 大工仕事の補助をする
知人が店を300万で建てようとしている。廃材を使い、手間と工夫で建設中だ。現在週一回その建築現場のお手伝いをさせてもらっている。
残念ながら私は超不器用で、学生時代の美術、技術の成績は2で､美的センスも器用さもない。棚一つさえ作れず、見ていられないと先生が手を加え､結果良い出来になったのが恥ずかしかった。
そんな私だが向上心は持とうとしている。店舗が出来る過程をじっくり見たことがなかったから見たいし、それを許してくれる環境だったから、全く戦力にはなってないが傍にいる。
やっている事は微々たる事だ。
梁や柱についた墨を紙やすりで削ったり、掃除したり。でも微々たる事だから負担なく続いている。これが自分一人ならいつまで経っても形にならず気が狂いそうになるだろう。DIY鬱になりそう。
このように中心に黒い線があるのを
ヤスリでこする。線の部分だけこするとそこだけ白くなって目立つので全体的に削る。
こんな感じ。
黙々とする作業は好きだ。完全に一人だと飽きてしまうが、人の気配の中で自分のペースで動けると頑張れる。
たまに進行状況を報告したいと思ってます。
