夢が叫びたがってるんだ「報告72日目」
願い事を叶える不思議なリストという記事を見つけて早速やってみた。半分そうかもと思うくらいの結果だったが、興味深いのは私の心の中を表す曲がフラワーカンパニーズの「深夜高速」で、私の人生を表す曲が遠藤賢司の「夢よ叫べ」だった事。エンケンさんに関してはそう深いファンではなかったけれど、改めて歌詞を読んでみた。感想。夢が叫びたがっているんだな。この世の何もかも嫌になって消えたくなる夜もある。でも、諦めきれずに生きている。このままじゃ死ねないって、生きててよかったそんな夜を探してる、んでしょ?って歌詞がにやっと笑いながら聞いてきた。ハハハ、そうです、そうなんです。
エンケンさんを初めて知ったのは、みうらじゅんさんプロデュースの『プログレマン/PROGRESSIVE-MAN“エンケン”TRIBUTE』
を聴いたのがきっかけ。当時中二だったかな。東京ワッショイをフラカンがカバーしていて、私がフラカンを好きになったきっかけの一つでもある。(ややこしい表現ですみません)
エンケンさんが亡くなった日、私は珍しく夜に遠出をしていて、帰りのラジオで訃報を知った。久々の夜更かしで高揚した気分が急に砂のようにさぁーっと流れていって切なくなった。頭の中ではKANの「めずらしい人生」が流れていた。
「めずらしい人生 僕は父を亡くした
愛しい君の誕生日を祝ってた夜に」
という辺りのやるせなさ、はかなさとリンクする。最後の歌詞は余計だと思うけれど。
しょっぱなの「レレレドシラシドシラ この音階に根拠なんかなくて」という歌詞だって凄い。KANさんはさらっと凄い事を言う。
ちなみに、願い事は「人にも環境にも優しい事で月三万稼ぐ」でした。一時間以内にこの結果をブログに書けば願いが叶うと書かれていましたが、寝落ちしてしまい、今に至っています。あーあ。でも、こうしてブログのネタになりました。結果良ければ全て良し!良し!(半ば言い聞かせている)
このところ、台風が続き、仕事も忙しくて田植えを手伝った田圃の稲刈りにも行けず、土に触れたり、運動したりができずにいた。こんな時は気が焦るばかりで精神的に良くない。他にも衆院選の結果とか副業がなかなか目標に達成しない事とか色々リンクしてなんだか気分が塞いで、自分は何にもできない頭の中がお花畑なガキじゃんとか自分を責めて、傷つけていた。やり方が悪いだけで、人格否定までしなくてもいいのに。他人に傷つけられる前に、自分で傷つけてしまう。被害妄想だし、その不安は霧でしかなく、そのうち視界が開けて、晴天になるかもしれないのに。
初体験72 本の営業をする
私の為に本を選んでくれたのかと勘違いしてしまうくらいの好みの本屋に出会った。この素晴らしい本の並びに私の本があったらいいなあと想った。想いを現実化すべく、ダメもとで本を置かせてもらえないかと話をしに行った。本の見本と手紙を添えて。
店に入ると急に心細くなった。
本一冊くらい買った方が交渉しやすいかな、でも本一冊でDVD10枚借りられるよな、無料にするのか?売るとしたらお店の取り分は3割くらい?いやいや、それは強気すぎるだろ…などとせこい自問自答を繰り返し、店内を30分ほどうろつく。気合いを入れて、店主さんに話しかける。
頭が真っ白で自分が何を話したか覚えていない。だって、初めての事だ。何が営業の常識かなんて分からない手探りだ。
「今まで何冊売れてるんですか」
「いくらで売ればいいんですか」
などいくつか質問され、今の時点では返事ができないので検討させてほしいとの返答。
礼を言って、店を出て急いで家に帰る。
心臓がバクバクして、頭がジェットコースターに乗った後みたいにぐるぐるする。気持ちで言うと恐怖だ。
なぜ怖いのか。
本は自分の分身みたいな物なのだ。だから、本を置けない(要らない)と言われたらまるで自分の存在自体を要らないと言われたように感じてしまう。だから怖かった。
初めての営業から、一週間が経った。店から返事はない。
「好みの問題よ。たまたま店主さんの趣味と合わなかっただけで、他にあなたに合うがいるわよ」
「もうちょっと表紙をおしゃれにしたら良かったんじゃない?」
と脳内で反省会。でも反省しすぎると自己嫌悪に陥るので、意識を別に向けるためにジーパンについたボールペンの染み取りを無心にする。
逆に染みが広がって苦笑い。
ああ、なんてネタに困らない人生だ事!