北の大地へ④「報告92回目」
北海道の海を見ると山本直樹の漫画を思い出す。
北海道生まれの山本さんの漫画にはよく海が出てくるのだ。
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20代の頃、山本直樹の漫画ばかり読んでいた時期があった。
夏になると「夏の思い出」~「BLUE」~「ビリーバーズ」を読みたくなる。
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アダルトなんだよな。刹那。
20時札幌着。宿の場所を確認し、チェックインして遅めの夕食は近くの中華料理店回鍋肉定食也。
宿はバックパッカーズホステル。女性専用ドミトリー2900円。だいたい旅はバックパッカーズホステルを使う。
今回の宿は繁華街にあるのに窓が全開で驚き、店主に聞くと「クーラーかけるより開けたほうが涼しいので開けている」との事。治安がいいのだろうか。繁華街なのにドブ臭くはなく、虫も入ってこない。確かにひんやりとした風が気持ちいい。階下の焼肉屋の匂いと洗い立てのシーツの芳香剤と酔っ払いの強がりが
ビルに反響して冷たい風がさあっと掬う。
翌日。札幌在住の友人とJR白石駅で待ち合わせのため、宿から歩く途中。
家賃15000円は安い・・・。
主張や人柄が見える店が好きだ。歩かないと店の表情って見えないんだよな。知らない町は歩くと楽しい。
10年ぶりくらいに友人と再会し、場外市場で海鮮丼とザンギ(味付けが濃い唐揚げ)を食べる。
友人と互いの10年について話す。
初体験92 コーヒーハウスミルクに行く
以前雑誌に載っていて気になっていたコーヒーハウスミルクへ。店主は中島みゆきと昔バンドを組んでいて、彼女の曲にこの店が出てきたりもする。
音楽スタジオも併設しており、楽器を抱えたお客さんがちらほら来て、店の看板猫たちとじゃれていた。店内にはミュージシャンのポスター・本がたくさん。
こういう文化拠点って大事だよなぁ。
あっという間に夕方になり、新千歳空港で別れる。金銭的に北海道からの直行便には乗れず、一旦成田に行って一泊し、翌日早朝の飛行機で帰る。
成田で泊まったのはアズール。これで二回目。京成成田駅前の国際色豊かなローソン(店員が全員外人)で買い物し、宿に着いたのは22時半。TVでは甲子園100回大会を記念した名場面集が流れていた。部屋にコンセントがなく、うろたえていると隣のベットの女性が場所を教えてくれた。彼女のベットは彼女の部屋かと思うほどモノが溢れていて、連泊している様子。近くにある病院で入院している妹さんの看病で数日泊まっていると教えてくれた。美容パックとマスクをして「おやすみ☆」と抜かりがない。
翌日早朝彼女はもういなかった。早朝7時35分成田発熊本駅の飛行機に乗り、自宅に10時半到着。
旅に出ると自分の輪郭が明確になる。
いかに自分が所属(家族)や組織(会社)に囚われていたかに気づく。
のだ。その時は。