誰にでも優しい男は彼氏に向かない「報告98日目」
若くて料理が上手でかわいい奥さんと子どもがいる知人の幸せツイートに嫉妬するくらい心がすさんでいる。幸せを演出しているだけかもしれないけどさ。他人と比較して一喜一憂するのは大人げないよなぁ。素直に幸せを祝福できる心の余裕が欲しい。まだまだ自分の中の子どもが暴れてる。「ずるい!ずるい!」って。
週末の不動産屋巡り。大手の会社を一通り回った後、ふらっと入った個人店Aは「地元でうん十年やってます!」といった感の古さ。中に入るとぷんと漂う弁当と緑茶とほのかな煙草の臭い。奥で社長らしき男性がくちゃくちゃと弁当を食べている。受付の女性に待合室に案内される。周りには貫禄のあるおじさんの写真と「ESP科学研究所」の名が入った怪しい本やカレンダーがいっぱい。うーん、香ばしいクセの強さ。
個人店は店主の趣味趣向が見れるから面白い。(アクの強さに疲れたりもするけど)森三中黒沢かずこに似た営業のお姉さんの荒い運転にヒヤヒヤしつつ、家賃三万円の物件を見に行く。壁紙は剥がれ、虫の死骸が風呂場でぷかぷか浮かんでいた。
「あの、入居する時はもっと綺麗にしてくれるんですよね?」
お姉さんは
「大家さんに相談してみますね♡」
と柳原可奈子みたいな営業スマイルをしていたが内心三万円だからそれくらい我慢しろよと思っている感ありありだった。
ベランダは広い方がいい。
漫画「凪のお暇」が面白い。この漫画に出てくるゴンという男は性格がAさんにそっくりで、ゴンに翻弄される主人公凪に膝打つ共感ポイントいっぱい。
男女共に垣根なく優しくて気配り目配りできて仕事もできて裏表もない。
ゴンは友達としては、同僚としてはムードメーカーで安心できる存在なのだが、恋愛となるとそうはいかない。隣人としてゴンと接する分には良かった凪はゴンを好きになるほど一人の時間が苦しくて何もできなくなってしまう。
彼は目の前の人を楽しませる事に忙しくて彼女になっても1番にはなれない。会いたい時に会えない。でも傍にいれば自分をお姫様みたいにもてなしてくれるから離れられない。麻薬のような依存性の高い人。結局彼女達は一人の時間のままならなさに苦しみ、彼の元を去ってゆく。
もしAさんと付き合ってたらもっと独占欲に苦しんでボロボロになっていたのでは?とぞっとして未練は少し減った。
運命の人Dさん(仮)とのその後。
初回で緊張していたDさんがのびのび話せるようCさんも呼んで一緒にカラオケに行くのはどうか?と提案してみた。Cさんに日程調整を楽しんで数日後。Cさんが申し訳なさそうに「奴とは会わない方が良いかもしれません」と言ってきた。
「あいつ、自分から仲良くなりたいって言うくせに何話したらいいかわからないってうじうじ言ってきて男らしくないんすよ。俺に間に入ってくれって甘えてくるし。○○さん(私)が奴の事気に入ってて会いたいなら別ですけど、仕方なくなら俺申し訳ないなと思って。」
Cさんの思いつめた表情に
「そうですね…」と消極的になる私。
やはりDさんは運命の人ではなかったか。
するとCさんは
「あの、Dはいないけど今度カラオケ行きましょうよ!俺、マジで歌いまくりたいんすよ!」とさっきまでの噛みしめるような口調からうわっと前のめりになってきた。私が80年代の音楽が好きだと知っていたので思う存分80年代の曲を歌えると思ったのだろう。(Cさんは40代後半)
うーんどうしよう…。 続く。
初体験98 インターバル速歩を始める
たまたまTVで観た健康法。三分大股で早歩きをして、三分ゆっくり歩く。これを一日5セット(30分)する。早速やってみたが、熟年向け健康法だからか無理せず続けられそう。早歩きはちときついがこれくらいの負荷がないと筋力はつかないのだろう。最近ウォーキングをさぼりがちだからこんな風に緩急つけてまた始めてみよう。毎日歩けなくても週一回でも60分(8セット)すればいいらしい。
下半身の衰えは仕事に支障きたすからな・・・。