こころとこうじ「報告24日目」
心はいつも取り扱い注意。
時間があれば好きな事ができる人は少数だと思う。無職で時間があっても金が無ければ、あれこれ言い訳つけて面倒になって、結局寝るしかないやと布団になだれ込み、2度も3度も寝てしまう。
しかし、坂爪さんやホームレス小谷さんのように正直に自分を曝して生き延びる方法もある。
本当に金なのか?金があっても「仕事で疲れてやる気がない」とか「時間がない」とか言い訳してないか?確かに金は重要だけど、全てではないと思う。
まずは気持ち。気持ちが決まれば、実行のためのタイミングや環境を整えればいい、のだ。
のだよ。と自分に言っている。
頭でっかちでよろしくないなとヨガに行く。
ヨガは一度呼吸の観察で挫けたが今回は落ち着いて深呼吸できた。スタジオの向かいのベンチには足湯があった。足湯しながら地元の方とおしゃべりできたらいいなあ。愚痴も水に流せたらいい。
初体験24 糀(こうじ)の専門店に行く。
近くには糀(この字は米からできたこうじに使う漢字)を使ったお菓子やパンの専門店があった。ジンジャー甘酒とメロンパンを買う。メロンパンがもちもちして美味しかった。発酵ってすごいなぁ。砂糖なしでこんなに甘くなるなんて。
甘酒は甘ったるくて好きじゃなかった。が、今は美味しいと思える。味覚が変化したのか?近々炊飯器で甘酒を作ってみたい。
今日で熊本地震から1年。本屋で見つけた「しんさいニート」(カトーコーキ著)を読む。東京で夢破れ、帰郷し(著者の故郷は福島県南相馬市)、やっと自分のやりたい事が見つかったかと思ったら父の死、そして東日本大震災。故郷には帰れず、また上京、過酷な仕事環境で鬱病発症、と怒涛の展開だ。
もっと知られてほしい。
東日本大震災で人生が一転した住民の貴重な証言でもあるし、一人の男性の内面の戦いの記録としても十分読み応えがある。
ここまで自分の過去を分析して整理して漫画にするってとても大変だ。しかも現在進行形だ。ここまでしんどい環境でコンスタントにブログに作品公開して、700ページも描くなんて。なかなかできる事じゃない。続ける事が1番難しい。
日々、もう駄目か、とりあえず明日までやるかの積み重ねだけど、明日が確実に来るかは分からない。分からないから今やれる事をやるしかない。
今それを一番分かりやすく明るく伝えてるのがWANIMAだろう。今売れてるミュージシャンはほとんど興味がないがWANIMAは気になる。「やってみよう」の歌詞に
「正しいより 楽しい 正しいより 面白い」とあるが
確かに常識的な正しさより自分の直観で楽しい、面白いと思えるものを選べた方が生きやすいと思う。
それがしたくてもできないからこの曲は売れるのかな。