ぐずにっき

生きづらさを減らすための脳内作戦会議&実践

めいそうぎみ「報告25日目」

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瞑想気味。
迷走、君。


道にハートが落ちていた。
鮮やかに発色したハートがアスファルトに張り付いていた。
ここぞとばかりに咲いて、目を引いて、風にあおられ、空を見るしかない。

流行が去って仕事も人も去り、目標を見失ったモデルの子みたい。

「風邪ひくよ」
地面に置いた。また風で飛ばされるかもしれないけれど、その時は温かく、軽やかな風であって欲しい。

報告25 瞑想会に行く

またスピ系かよと言われそうですが、あくまでも野次馬的好奇心。話を聞かずに批判するのは世界を狭める事になるかと思いまして。
世の中、大量の情報で世界を知った気にさせられてる。果たして本当にそうなのか?いる場所、視点を変えれば価値観なんてすぐぐらついてしまう。それが怖いから「これが世界だ」「これが普通だ」「これが常識だ」と思い込む。あくまでそれは生きるために仮に作った概念で、時代と共に流れゆく幻想かもしれないのに。

「生きていくには友情とか恋愛とかそういう幻想が必要なんだ」とトモフスキーさんは歌った。


大抵の私たちがそうだろうと思っている事は「とりあえずそういう事にしておこう」と仮に作られたものなんだろう。拠り所がなくなり不安になる。でも、その事を忘れずにいれば今を大事にできる。自分の常識や普通も幻想だから相手に絶対のように強要もできない。

恋愛、家族は所有欲があるからつい思想を強要しがちだけど。柔軟でありたい。

瞑想は参加者4人のうち3人は経験済みらしく、チャクラ(人間の体の気、エネルギーの入り口)が開いた、光が見えたと盛り上がっていたが、私は外の音や雑念が入って集中できなかった。疑念があるから見えないんだろうか。見たい!と強く思えば見えるのか。自己洗脳みたいな。

その後のタロット占いは、ラータロットと言って太陽の神ラーに聞きたい事を問いかけると、ラーがカードを導くという。三重に引っ越すか熊本に残るかどっちがいいかを聞いてみた。

「三重に行ってもいいけど、もっと情報収集して自分のやりたい事を明確にして自分を好きにならないと三重で苦労するよ」
そりゃそうだ。普通やん。

「自分を好きになるねぇ…」苦笑い。
「別に商売したいわけじゃないけどこのセラピーおすすめだよ☆」
自称ヒーラーという女性はスティックを体に当てるとチャクラがどんどん開き、本来の自分を取り戻し、ポジティブになるというヒーリング方法を勧めてきた。

スティックからチップを埋め込まれそうだなと少し怖くなったので「考えときます」やんわり断る。
隣で占ってもらった女性は鬱が辛いらしく、そのセラピーに興味津々だった。

その人が救われたなら、幸せだと感じるならばそれは真実なんだろう。

見えない世界でふわついた心を落ち着かそうと、街中でビックイシューを買う。

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