ぐずにっき

生きづらさを減らすための脳内作戦会議&実践

あまくない 「報告42日目」

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梅雨入りしたという割に雨が降らない。全く降らないと困るけれど、今年は大雨が降らないで欲しい。地震で地盤が緩んでいるところに大雨なんて怖い。我が家は山と川に挟まれた坂の上にある。

昨日、大分で震度5の地震。この出来事にはどんなメッセージが、意味があるんだろうと考えてしまう。理屈をつけて納得したいんだな。そうやって折り合いつけて共に生きる。


フラワーカンパニーズの新曲「あまくない」のPVフルversionが公開された。曲はもちろん良いんだけど1番良かったのはメンバーそれぞれへの「あまくない」というテーマのインタビューでの圭介さんの言葉。


youtu.be




「あまくないっていうのは人生甘くないって事より、甘くない、苦みの良さというか、苦みがあってこその人生だなっていう意味の方が強いんだよね」


「若い頃は後悔しない生き方に憧れてたけど、今は後悔してナンボというか。後悔なんて全くしてないって人ってつまんないって思っちゃう。うらやましいけど。後悔しまくってる人の方が人間味があって今の自分にはしっくりくる」


老いっていうのは意識するよね。体力はなくなってるし。でもそんな現実をどうハッピーに持っていくかっていうのがやりたいなって思ってる」


圭介さんは、発熱の男だ。
いじけてすねて自意識をねじりまくって溜めて溜めて結果勢いが増して感情揺さぶる熱を発するんだと思う。

以前の圭介さんは後悔する自分が嫌いだったと思う。「自分がいかに駄目か」だったらいくらでも書けたはずだ。それが「後悔には味わいがある」という発言に至ったのは、目に見えて分かりやすい成功である満員御礼の武道館公演を経て、卑屈な自分を受け入れられるようになったという事なのだろうか。武道館という大きな節目を経て、今まで通りではない次のステージを目指しているんだろう。


という事をぼんやり考えたのはtheピーズの武道館公演レポート(考察?)を読んだから。


realsound.jp


ピーズも次のステージに向かうようだ。


歳をとるという事の良さについて今はまだよくわからない。恐怖の方が強い。かといって子どもの頃に戻りたいとかあの頃は良かったなんて思わないけれど。同窓会は1回も行った事がない。同窓会の誘いの電話が、よくよく話を聞くと宗教の勧誘だった苦い経験のせいもある。


年齢は気にする。あの人は私の歳に成功した、子どもを産んだ、など。今なら無職の自分。実家にいる自分。比べても仕方ないのにね。自分で選んだのにね。彼ら彼女と対等に話せるだけの何かが欲しいのだ。
卑屈にならないように、猫背にならないように倒れないように踏ん張る一歩になる力。


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初体験42 「ゲルに泊まる」
モンゴル遊牧民の移動式住居ゲル。ゲルのオーナーさんの畑、田んぼの草取りをし、食事を頂き、ゲルに泊まる。意外と寒くなかった。(ゲルは山奥にあり、夜は冷えると思ってた)夜は真っ暗。蛙の声が際立つ。