ぐずにっき

生きづらさを減らすための脳内作戦会議&実践

夏の平凡な一日「報告60日目」

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書店に残された謎のメモ。

調子のいい時の書店は、テーマパークのようにワクワクするけれど、調子が悪いと説教に感じてしまう。私が自己啓発書、哲学コーナーでフラフラしているからだろうか。


夏のある日。

来週から天気が悪いらしいので、シーツを洗う。布団を干す。洗濯機フル回転だ。

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昼は頂いたゴーヤでチャンプルー。白いゴーヤは通常より柔らかかった。

洗濯が終わるまでの間、ミントを摘む。虫食いのあるものを中心にむしる。大量に育ったミントを使って消臭スプレーを作るのだ。

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洗って

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ガラス瓶に目いっぱい詰めて無水アルコールをひたひたになるまで入れる。蓋をして冷暗所(今は暑いので冷蔵庫にしました)で2週間保管。2週間するとミント液ができるらしい。アルコールに漬けるのは長持ちするのと、ミントの成分抽出が水よりできるらしいので。

以上ネット情報を元に作ってみたが、「無水アルコール」は近所のドラッグストアで1960円と高い。(ネットで買えば1000円くらいで買えたと後で知る)隣にあった「消毒用アルコール」は540円なのに。「無水アルコール」も同じ値段だろうと値札をあまり見ずに買ってしまい、後悔。
これじゃ市販の消臭スプレーを買った方が安いじゃないか。金をかけない為の手作りなんだから本末転倒だ。

でも買ってしまったものは仕方ない。やってみた。結果は2週間後。

ミント摘みに意外に時間がかかり、うっかり帽子を忘れ、室内に入った時にくらっとしたので少し横になる。危ない、熱中症になるところだった。



午前中、図書館で会ったMさんに阿蘇で行われる夏祭りに誘われた。Mさんはその祭りで歌うそうで、これも何かの縁だからと行ってみることにした。

初体験60 炭坑節を踊る  

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訳あってMさんの歌の時間には間に合わずすでに盆踊りが始まっていた。地元の踊り(長陽音頭)が見れなかったのが残念。炭坑節が始まるとMさんに誘われて盆踊りの輪の中に入ることに。櫓にいるお手本の方を見つつ、踊る。初めての炭坑節!

「♪掘って掘って~担いで担いで~下がって下がって~押して押して~パパンがパン♪」

何周かすると流れが分かってきた。ぎこちなくて照れくさいけど皆でやれば「まあいいか」と思えてくる。踊りというのは基本喜びだし、人々を繋ぐコミュニケーションとして大事なんだなぁと改めて思う。皆、笑顔だ。
あの世のあの人もこの世の私も
踊り、踊って心も躍れ。

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かき氷にビール、光るおもちゃ。
夏は暑さと涼しさとごちゃまぜの感じが好きだ。南の国に生まれたからだろうか。北の国からを見ても、北海道に行きたいなとは思えなくて。寒さより暑さの方が我慢できる。踊りのループは続く。


今日のBGM STAN 「JAPANISTAN」「THE FIRE」

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この「JAPANISTAN」と「THE FIRE」は特に好き。
STANの評価が低すぎる。STANはめちゃくちゃかっこいい音を鳴らしていたのに。ふてぶてしく、ひねくれてて、でも爽やかさもあったりして、かっこいい。ラップみたいな日常の言葉をロックにのせて歌っていたのはとても画期的だったと思うんだけどな。「STAN マジヤバ」「STANとストーンズだけがロックと絶妙な距離を保ってる」とかロックの歌詞で自分を大きく見せる人はそういない。(名前を歌詞に入れて自分を誇示する人はあと、岡村ちゃんくらいしか知らない。ラップではよくあるけれど。私は「THE FIRE」の
「そんなのやっても意味ないしとかそういう事言うやつマジサムくない?」という歌詞が一番好きだ。ウザイとかサムイとかヤバイとかそういった普段の言葉がサラッと聴けるのは音が格好良いからだ。クールなようで熱いのだ。しょっぱなで「生まれたからには死ぬまで生きろ」って言ってるしね。適度な弱音を吐いたり、生活感出したり、ラブソングにした方が売れるってわかってるはずなのにあえてやらない。STANはストイックだった。

あ、踊りでいうと「After all」はダンスっぽいかな。悪ノリっぽく聴かれてしまうかもしれないけど。

「ところでそろそろ踊っていい?」 

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