ぐずにっき

生きづらさを減らすための脳内作戦会議&実践

天使、現る。「報告45日目」

f:id:guzuni:20170702150109j:plain

ミスタードーナツのモーニングセットの汁そば、好き。360円でおかわり自由のカフェオレつきで、貧乏人には助かります。


引き続き黒澤映画を観ている。
「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」。三船敏郎はデビュー時細身だったんだなぁ。「酔いどれ天使」は笠置シヅ子のジャングル・ブギのシーンは見ごたえり。あそこだけでも見る価値ある。


youtu.be



ここまで黒澤映画にハマるなんて予想外だった。私が大人になったのか?逆にハマると思って意外に肩透かしの場合もあるけれど。映画って観る時期で感じ方が変わるから面白いのかもしれない。





珍しく、空を見ながらウォーキングをした。空というよりは正確には雲の形に見とれていた。まるで西洋絵画のように雲と光と空の淡さが優しく重なって
光のシャワーに心洗われるようで。

「今にも天使が現れそうだな」

なんて思っていた。

すると

天使がいた。

あくまで私にとっての、だけど。

f:id:guzuni:20170702203837j:plain



誰もいないサッカーグラウンドに向かって空色のワンピースを着た二つ編みの似合う少女がチューバを吹いていた。 
彼女の服の組み合わせ、夕陽に照らされて光る管楽器。まるでファンファーレ?天使ぢゃないか。 


私は静かに興奮していた。



中島らもさんの有名なエッセイで「その日の天使」という話がある。
そんなの知ってるよと言われそうですが
少しだけ引用します。

暗い気持ちになって、冗談でも"今自殺したら"などと 考えている時に、

とんでもない友人から電話が かかってくる。

あるいは、

ふと開いた画集か なにかの一葉によって救われるような事が。


それは その日の天使なのである。




劇的ではない些細な笑いを美しさを優しさを愛しく抱きしめられたら、他人に優しくなれる。大好きなあの人の笑顔が見たくなる。気がする。




雲のおかげで今日は10000歩歩いた。初めてだ!
偶然の初体験。

初体験45 一万歩歩く。


f:id:guzuni:20170702224131j:plain

これは普段の雲。このぼんやり具合の味わいもあるけどね。こっちは日本画。滲みの美。