北の大地へ②「報告90日目」
17時宿泊先のビジネスホテルに到着。荷物を置いてべてる祭り前夜祭会場の文化会館へ歩いて行く。知らない街を歩くのは好きだ。観光地に行くより、知らない街の地名や標識に目移りしながらのんびり歩くのが楽しい。
浦河駅。電車で来たら余計にはるばる来た感が出るだろうな。
バス停が防寒対策なのかしっかりした作りだったり
玄関先が華やかな床屋さんとか(地域性関係ないけど)
建物の色彩とか家の作りとか、カナダのような外国感がある。
瓦造りのザ・日本家屋みたいな家を見かけない。
会場の浦河文化会館に到着。精神障害等の障害を抱えた当事者の地域生活拠点「べてるの家」。べてるの凄い所は、病気を強みに変える思考・発想を蓄積し、当事者の混乱を福祉・医療に関わらない人にもわかりやすくポジティブに言語化した事。
そのやり方は、自分にも役に立つ、目から鱗の発想だった。
初体験90 べてる祭りに参加する
前夜祭は交流会。大体は数人で固まって座っているテーブルに勇気を出して座り、話しかけてみる。隣の女性は弁護士事務所の受付嬢、隣は行政書士のお姉さん。札幌から来たそうで、ここぞとばかりにおすすめの土産物やら観光地を聞き出す。
ラップあり、篠笛あり、ハーモニカありの余興で長時間移動で固まった体と心がほどけていく。前夜祭終了後、残った寿司がもったいなくて食べまくり、残ったペットボトルのお茶をもらって帰る。
会場を出ると夜道には車も人影も少ない。ペットボトルをバットのようにぶらぶらさせながら国道235号線を歩く。
ホテルに着いて明日のスケジュールを確認すると、夕方乗る予定の高速バスが予約制だった事が発覚。その便に乗れないと全てのスケジュールが狂う為不安になりまた疲れる。横になると、シーツに根が生えたように動きたくなくなり、そのまま眠りの国へ。(逃避とも言える)
おまけ
会場の浦河文化会館は一階が図書館になっていて、今、本の頒布会をやっていた。気になったこの三冊に後ろ髪引かれつつ荷物が増えるので
泣く泣く諦める。